貯金ナシが3割の時代?

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貯金ナシが3割の時代?

日本では長いあいだ「貯金は美徳」とされてきました。
ほとんどの人や世帯では「ある程度の貯金」をひとつの目標にして働いてきたことでしょう。
そして1990年代では、9割の世帯がなんらかの貯金・貯蓄があり、ゼロという世帯は1割前後でした。
これは、2000年にはほぼゼロにまで低下したといわれるアメリカの貯蓄率を比べると、驚異的に貯蓄率が高かったわけです。

 

ところが、2012年春、金融広報中央委員会から発表されたアンケート結果はちょっと衝撃的でした。
それによれば、2011年の「家計の金融行動に関する世論調査(2人以上世帯)」で、貯蓄がないと答えた世帯が28.6%に達したというのです。 グラフを見る⇒クリック

 

グラフによれば、貯蓄のない世帯はだんだんと増えつつも、2011年に一気に上がっています。
その理由を、東北大震災による影響と言うファイナンシャルプランナーの方もいます。
タイミング的にはたしかにそうなのかもしれません。
震災によって、仕事を失った、減った、取引先を失った…いろいろな場面で経済そのものもシュリンクした気もします。

 

しかしながら、全世帯の貯蓄額の平均は2010年から2011年で、1169万円→1150万円と、ほんのわずかしか減少していません。

 

貯蓄ゼロ世帯が増えているのに貯蓄額平均があまり変わらないのは、「お金を貯められる人はもっともっと貯めている」ということです。
ここで注意すべきは、「貯金ができる人」と「貯金ができない人」の違いは「収入が多い人」「収入が少ない人」の違いではないということ。
事実、年収300万円でも貯金が1000万円という世帯もあるのですから。

 

つまり、この違いは「マインドセット」の問題なのかもしれません。

 

ただ、震災の影響はまだまだ尾を引いていますし、収入が横ばい傾向な中、インフレ的な兆しもあり、貯金はますますしにくい状況になっているのかもしれません。
そんな時代こそ、より強かな「決心」が求められます。

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